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マンジャロ値上げは本当?日本の薬価は25%下げ|自由診療の料金は申込前にここを確認
公開:2026-10-31 / 原稿確認:2026年10月31日 / 運営:AI Mediaz
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この記事の結論
- 日本の保険の薬価は値上げではなく、2026年8月1日に全規格25%引き下げられました(2026年5月13日の中医協で了承)。
- 「マンジャロ値上げ」のニュースの多くは英国の話です(2025年9月1日から英国の定価を引き上げ)。
- 自由診療の料金は各院が決めます。申し込む前に、その院の公式料金表で「総額・送料・解約条件」を確認してください。

マンジャロは日本で値上げした?
日本でマンジャロの薬価が上がった事実は確認できません。 逆に、保険で使うときの公定価格(薬価)は下がっています。
マンジャロは、売上が大きく伸びた薬の価格を下げる「持続可能性特例価格調整」の対象となり、2026年8月1日から全規格の薬価が25%引き下げられました。
薬価と3割負担の目安(1本=1回分)
| 規格 | 7月まで | 8月1日から | 3割負担・4週(4本)の薬剤料 |
|---|---|---|---|
| 2.5mg | 1,924円 | 1,443円 | 約2,310円 → 約1,730円 |
| 5mg | 3,848円 | 2,886円 | 約4,620円 → 約3,460円 |
| 7.5mg | 5,772円 | 4,329円 | 約6,930円 → 約5,190円 |
| 10mg | 7,696円 | 5,772円 | 約9,240円 → 約6,930円 |
| 12.5mg | 9,620円 | 7,215円 | 約11,540円 → 約8,660円 |
| 15mg | 11,544円 | 8,658円 | 約13,850円 → 約10,390円 |
出典:中医協資料(令和8年5月13日)。資料には、医療機関の在庫に配慮して適用に一定の猶予期間を設けるとの記載があります。3割負担は「薬価×4本×0.3」を10円単位に丸めた目安で、診察料・調剤料などは別です。
保険が使えるのは、国内で承認された効能(2型糖尿病)で医師が処方する場合だけです。ダイエット目的では保険は使えません。
「値上げ」のニュースはどこの話?
検索で出てくる「最大〇〇%値上げ」は、英国での価格改定です。リリーは英国でマンジャロ(ペン型)の定価を2025年9月1日から引き上げました。英国の薬局団体の資料では、ペン1本あたり(英国のペンは1本で4回分)の価格は次のとおりです。
| 規格 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 2.5mg | £92 | £133 |
| 5mg | £92 | £180 |
| 7.5mg・10mg | £107 | £255 |
| 12.5mg・15mg | £122 | £330 |
英国保健省は、NHS(公的医療)での処方は今回の定価変更の影響を受けないと説明しており、主に影響を受けたのは自費(プライベート処方)で使う人です。日本の薬価や国内クリニックの料金がこれで自動的に上がるわけではありません。
日本でマンジャロは品薄になる?
日本では2023年4月の発売後に需要が増え、2023年7月に高用量の規格が限定出荷になりました。その後、2024年6月4日から全規格が通常出荷に戻っています。
2026年8月3日、日本イーライリリーは大幅な薬価引き下げについて声明を出しました。日本の薬価が同等規模の経済圏で最も低い水準になり、不適正使用・海外からの医療ツーリズム・買い占めや海外転売を助長して、治療中の患者への安定供給が難しくなるおそれがあるとし、供給計画を慎重に精査すること、転売規制を政府に求めることを表明しています。
これは懸念の表明で、出荷制限の決定ではありません。2026年10月31日時点で、新たな限定出荷の公表は確認できませんでした。最新の供給状況は処方先の医療機関に確認してください。
転売品・個人輸入品は使わないでください。 偽造品や保管状態の悪い薬のおそれがあります(「偽造品・SNS売買への注意」)。
自由診療の料金は値上げされる?
美容・痩身目的でマンジャロを出すクリニックは自由診療(全額自己負担)で、料金は薬価と連動せず各院が決めています。薬価が下がっても安くなるとは限らず、英国の値上げで一斉に上がるわけでもありません。2026年10月31日時点で、自由診療クリニックが一斉に料金を改定したという公式発表は確認できません。
当サイトが各院の公式ページから取得した料金(2026年10月26日取得、1か月あたり・税込、都度購入を含む)の幅は次のとおりです。
| 用量 | 1か月あたりの料金の幅 |
|---|---|
| 2.5mg | 約9,800〜31,900円 |
| 5mg | 約17,500〜58,300円 |
| 7.5mg | 約2.9万〜7.5万円 |
| 10mg | 約3.7万〜9.5万円 |
増量したときの総額は「マンジャロの用量ごとの月額と総額」で計算しています。
申し込む前のチェックリスト
- □ 表示は「月割」か「単月」か(長期プランの月割額は1か月だけ買う価格ではないことが多い)
- □ 診察料・送料・決済手数料が毎回かかるか
- □ 定期配送の回数、途中解約の精算・違約金
- □ 増量したときの料金(2.5mgだけ安い院もある)
- □ 契約中に料金が変わる場合のルールと通知方法
- □ 副作用が出たときの診察・連絡手段・追加費用
- □ 国内正規品か(入手経路の説明があるか)
PR|まんじろう(自由診療のオンライン診療)
医師のオンライン診療後、マンジャロ等を処方・配送する自由診療のサービスです。広告主指定の条件は2.5mg・6か月プランで薬代総額51,000円(税込、月割8,500円)、診察料0円、送料別です(当サイト確認日:2026年10月27日)。月割額は単月購入の価格ではありません。配送・請求の回数、解約時の精算、他の用量の料金は契約前に公式サイトで確認してください。
処方の可否・薬・用量は医師が判断します。マンジャロの国内承認は2型糖尿病で、痩身目的は国内未承認の適応外使用です。効果には個人差があり、減量は保証されません。吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎、イレウス、アナフィラキシーなどの副作用があり、適応外使用では医薬品副作用被害救済制度の対象外になることがあります。
マンジャロとゼップバウンドは何が違う?
どちらも有効成分はチルゼパチドですが、承認された用途と保険の条件が違います。今回の25%引き下げの対象はマンジャロで、中医協資料にゼップバウンドは含まれていません。
| 項目 | マンジャロ | ゼップバウンド |
|---|---|---|
| 国内の効能 | 2型糖尿病 | 肥満症 |
| 保険の対象 | 2型糖尿病の治療 | 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあり、BMI35以上、またはBMI27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上 |
| 投与前の条件 | ― | 処方施設で6か月以上の食事・運動療法で効果不十分、その間に管理栄養士の指導を2か月に1回以上 |
| 投与期間 | ― | 最大72週 |
| 処方施設 | 一般の保険医療機関 | 常勤の専門医・管理栄養士などの要件を満たす施設 |
| 美容・痩身目的 | 適応外使用 | ガイドラインで「認められない」と明記 |
詳しくは「ウゴービ・ゼップバウンドの保険適用の条件と3割負担」で解説しています。
オルホルグリプロンは日本で承認された?
2026年10月31日時点で、日本での承認の発表は確認できません(未承認)。 オルホルグリプロンはリリーが開発した飲み薬(錠剤)のGLP-1受容体作動薬です。
| 時期 | できごと | 情報源 |
|---|---|---|
| 2025年12月18日 | 米国FDAに肥満・過体重の成人の体重管理で申請済みと発表 | リリー発表 |
| 2026年2月6日 | 日本でも肥満症で承認申請していると報道(申請日は非公表) | 業界紙 |
| 2026年4月1日(米国時間) | 米国で肥満症の治療薬として承認と発表(製品名Foundayo) | 業界紙 |
| 2026年4〜6月 | 2型糖尿病でも日米で申請(8月7日報道) | 業界紙 |
国内で正規に処方・販売できる状態ではないため、「オルホルグリプロンを処方」「海外から取り寄せ」とうたう販売には注意してください。承認後の対象者・保険の扱い・価格は、現時点では決まっていません。
ダイエット目的で使うリスクは?
- 糖尿病でない人の美容・痩身目的の使用は、国内で承認されていない適応外使用です。
- 主な副作用は吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛などの胃腸症状です。重大な副作用として低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸、アナフィラキシー・血管性浮腫、イレウス(腸閉塞)が添付文書に記載されています。
- 適応外使用で重い副作用が出ても、医薬品副作用被害救済制度の対象外になることがあります。
- 妊娠中・授乳中の方などは使えない場合があります。自由診療では各院の基準(BMIなど)で処方されないこともあります。
激しい腹痛が続く、吐き気で水分がとれない、意識がぼんやりするなどの症状が出たら、すぐに医療機関を受診してください(「主な副作用と受診の目安」)。
よくある質問
Q1. 薬価が下がったので、自由診療の料金も安くなりますか?
自由診療の料金は各院が決めるため、薬価と連動するとは限りません。契約中・検討中の院の公式料金表で確認してください。
Q2. ゼップバウンドなら保険でダイエットできますか?
ダイエット目的では使えません。持病・BMI・6か月以上の食事・運動療法などの条件を満たす「肥満症」の治療に限られます。
Q3. 値上げが気になったら何をすればいい?
保険の人は8月1日以降の窓口負担を医療機関・薬局で確認。自由診療の人は、契約中のプランの料金改定ルールと次回更新時の料金を公式ページで確認し、乗り換えるなら上のチェックリストで総額をそろえて比べてください。
参考資料
公開時の確認日:2026年10月31日。資料の公開日・対象時点は各リンク先をご確認ください。
- 中医協 総-4-3「市場拡大再算定及び持続可能性特例価格調整の対象品目について」(令和8年5月13日)
- 日本イーライリリー「マンジャロの大幅な薬価引き下げに対する声明を発表」(2026年8月3日)
- 薬事日報「【中医協総会】マンジャロ25%引き下げ」(2026年5月15日)
- 薬事日報「マンジャロ限定出荷継続」(2024年3月7日)
- 日刊薬業「マンジャロ全規格、6月4日から通常出荷」(2024年5月15日)
- Community Pharmacy England「Mounjaro reimbursement prices redetermined for September 2025」
- The Pharmaceutical Journal(2025年8月18日)
- 最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(ゼップバウンド皮下注、肥満症)令和7年3月
- 日本イーライリリー(米国リリー発表の翻訳)オルホルグリプロン ATTAIN-MAINTAIN/米FDA申請(2025年12月18日)
- 日刊薬業「初の低分子GLP-1製剤、日本でも申請 リリー、まず肥満症で」(2026年2月6日)
- 日刊薬業「初の低分子GLP-1、2型糖尿病でも申請 リリー、日米で」(2026年8月7日)
- 日刊薬業「初の低分子GLP-1製剤、米で承認」(2026年4月2日)
- Answers 製薬業界ニュースまとめ(2026年4月2日、Foundayoの米国承認)
- Lilly Medical(日本)マンジャロの重大な副作用
- 当サイト「マンジャロの用量ごとの月額」(各院公式料金を2026年10月26日取得)
- 当サイト トップ(まんじろう広告条件、確認日2026-10-27)