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医療ダイエットを受けられない・向かない人|GLP-1が処方されない条件
※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月26日
この記事は一般的な情報で、診断や治療の判断の代わりにはなりません。自分が当てはまるかどうかは医師に相談してください。
結論
- GLP-1の薬(リベルサス・オゼンピック・マンジャロなど)は、添付文書で成分にアレルギーのあった人、1型糖尿病・糖尿病性ケトアシドーシスなどの人には使えない(禁忌)とされています。妊娠中・妊娠の予定がある人も使いません。
- クリニックの多くは、BMI18.5未満などのやせ気味の人、18歳未満、65歳以上(条件つきを含む)、膵炎になったことがある人、糖尿病の治療中の人などには処方しないと公式ページに書いています。
- BMIが普通の範囲の人や、食事・体重のことで強く悩んでいる人には向きません。先に医師に相談してください。

添付文書で「使ってはいけない」とされている人
「禁忌(きんき)」は、添付文書で使ってはいけないとされている人のことです。リベルサス・オゼンピック・マンジャロ・ウゴービ・ゼップバウンドの5つの薬で、ほぼ共通しています。
| 禁忌(5剤に共通) | 理由・補足 |
|---|---|
| 薬の成分で過敏症(アレルギー)を起こしたことがある人 | — |
| 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡・前昏睡、1型糖尿病の人 | インスリンですぐに治療する必要があるため |
| 重い感染症や、手術などの緊急のとき | インスリンでの血糖の管理が望まれるため(ウゴービ・ゼップバウンドは2型糖尿病の人の場合) |
妊娠・授乳・妊娠の予定
- リベルサス・オゼンピック:妊婦と、2か月以内に妊娠を予定する女性には使わず、インスリンを使うとされています。
- ウゴービ:妊婦・妊娠の可能性がある女性には使わず、2か月以内に妊娠を予定する女性では中止するとされています。
- マンジャロ・ゼップバウンド:妊婦・妊娠の可能性がある女性には使わず、妊娠できる女性には、使っている間と最後に使ってから1か月の避妊を説明するとされています。
授乳中の人や妊活中の人も、処方しない・医師に申告が必要としているクリニックがあります。
注意が必要な人
手術や検査で全身麻酔・深い鎮静を受ける予定の人は、誤嚥の報告があるため医師に伝える必要があります。ウゴービ・ゼップバウンドの最適使用推進ガイドラインには、2026年の改訂で、おなかの手術やイレウス(腸閉塞)になったことがある人への注意が加わりました。
クリニックが「処方しない」としている条件
2026年10月26日に、各クリニックの公式ページで確認した処方の条件です。「処方できない場合がある」「医師に申告が必要」と書いているものも含みます。
| 条件 | 公式ページに書いていたクリニック(五十音順) |
|---|---|
| BMIが低い | SDHクリニック(BMI20以下)、MBDクリニック(BMI22以下)、クリニックフォア(BMI18.5未満、65歳以上でBMI23未満)、ダイエットマン(BMI18.5未満)、まんじろう(BMI18.5未満) |
| 年齢 | SDHクリニック(65歳以上)、MBDクリニック(18歳未満は申告)、クリニックフォア(18歳以上が対象)、Mona Clinic(18歳以上が対象)、レバクリ(18歳未満・65歳以上) |
| 妊娠・授乳中 | MBDクリニック(申告)、クリニックフォア、ダイエットマン、デジタルクリニックグループ、まんじろう、Mona Clinic(原則不可)、レバクリ(妊活中も) |
| 膵炎になったことがある | SDHクリニック、MBDクリニック(申告)、クリニックフォア |
| 糖尿病の治療中・1型糖尿病 | SDHクリニック、クリニックフォア、ダイエットマン(1型)、デジタルクリニックグループ、まんじろう(1型)、レバクリ(1型、インスリン・GLP-1を使用中) |
| 甲状腺髄様がんになったことがある・家族にいる | クリニックフォア、Mona Clinic(MEN2も) |
| そのほか | SDHクリニック(重い胃腸の障害)、クリニックフォア(おなかの手術歴) |
BMIの条件を書いていないクリニックもあります(医師の判断で処方しない場合があると書いているところもあります)。条件は変わることがあるので、申し込む前に公式ページで確認してください。料金や副作用はクリニック別の料金一覧にまとめています。
体重が普通の範囲の人には向かない
BMI(体重kg÷身長mの2乗)は、18.5未満が低体重、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満とされています。自分のBMIはBMIと保険診療の条件で計算できます。
日本肥満学会のステートメントは、肥満症の薬を、健康障害のない肥満の人や、普通体重の人の美容・痩身目的には使わないとしています。また、2型糖尿病の薬をダイエット目的で使うことは承認されていない適応外使用で、重い副作用が出ても救済制度の対象外になることがあります。
体重や食べることに強くこだわってしまう、食べる量を極端に減らしてしまう、食べたあとに吐いてしまう、といったことが続くときは、薬の前に医師に相談してください。厚生労働省のページでは、摂食障害は健康的なダイエット願望とは違う病気で、早めにこころの専門家に相談することが大切だとされています。相談先には、かかりつけ医、心療内科・精神科、各都道府県や政令指定都市の精神保健福祉センターなどがあります。
よくある質問
Q. オンライン診療で条件を満たしていれば、だれでも受けてよいですか?
A. 処方されるかどうかと、自分に合っているかどうかは別です。持病や飲んでいる薬、妊娠の予定などは、問診で正直に伝えてください。
Q. 保険で肥満症の薬を使える人はいますか?
A. 肥満症と診断され、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病などがあり、BMIや食事・運動療法の条件を満たす場合に限られます。BMIと保険診療の条件を見てください。