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BMIの計算と肥満の判定基準(日本肥満学会)

※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月26日

この記事は一般的な情報で、診断や治療の判断の代わりにはなりません。体重や体調で気になることは、医師に相談してください。

結論

BMIは体重÷身長÷身長で計算し、身長160cm・体重60kgならBMI約23.4で普通体重。18.5未満が低体重、25以上が肥満という日本肥満学会の区分をメーターで示した図
図:体重÷身長²で出すBMI25以上が肥満

BMIの計算式と計算例

BMIは、体重と身長だけで計算できます。身長はセンチメートルではなくメートルで入れます(160cmなら1.6)。

例身長体重計算BMI判定
例1160cm60kg60 ÷ (1.6 × 1.6) = 60 ÷ 2.56約23.4普通体重
例2170cm75kg75 ÷ (1.7 × 1.7) = 75 ÷ 2.89約26.0肥満(1度)

自分の数字で計算するときは、BMIと保険診療の条件のツールを使えます。身長と体重を入れると、BMIと判定が表示されます。

肥満の判定区分(日本肥満学会)

厚生労働省の健康情報サイト「e-ヘルスネット」に、日本肥満学会の「肥満症診療ガイドライン2022」にもとづく区分が載っています。

BMI(kg/m²)判定
18.5未満低体重
18.5以上 25.0未満普通体重
25.0以上 30.0未満肥満(1度)
30.0以上 35.0未満肥満(2度)
35.0以上 40.0未満肥満(3度)
40.0以上肥満(4度)

日本肥満学会の診療ガイドラインでは、BMI35以上の肥満を「高度肥満」としています(2016年版)。

「肥満」と「肥満症」の違い

日本肥満学会のステートメント(2023年策定、2025年改訂)では、次のように分けています。

肥満症の診断に必要な健康障害は、次の11です(日本肥満学会の図表)。

  1. 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
  2. 脂質異常症
  3. 高血圧
  4. 高尿酸血症・痛風
  5. 冠動脈疾患
  6. 脳梗塞・一過性脳虚血発作
  7. 非アルコール性脂肪性肝疾患
  8. 月経異常・不妊
  9. 閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
  10. 運動器疾患
  11. 肥満関連腎臓病

診断するのは医師です。BMIが25以上でも、健康障害があるかどうかは検査をしないと分かりません。

BMIだけでは分からないこと

BMIは体重と身長だけから計算するので、体重のうち脂肪と筋肉の割合や、脂肪がどこについているかは区別できません。

医療ダイエットとBMI

日本肥満学会は、健康障害のない肥満や、普通体重の人が美容・痩身目的で肥満症の薬(GLP-1受容体作動薬など)を使うことは勧めていません。保険診療で肥満症の薬を使えるのは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあり、BMI35以上、またはBMI27以上で健康障害が2つ以上あるなどの条件を満たす場合です。条件は保険が使える条件とBMIと保険診療の条件にまとめています。

よくある質問

Q. BMIが25未満なら、健康の心配はありませんか?
A. BMIは体格の目安で、内臓脂肪や血圧・血糖などは分かりません。健康診断の結果で気になる数値があれば、医師に相談してください。

Q. BMIが25以上なら、肥満症ですか?
A. BMI25以上は「肥満」の目安です。「肥満症」は、肥満に関係する健康障害があるかなどを医師が確かめて診断します。

Q. BMIが18.5未満の場合は?
A. 「低体重」の区分です。体重を減らす目的の治療は向きません。体調で気になることがあれば医師に相談してください。

参考にした情報(確認日:2026年10月26日)